くらげのような頭部と甲殻類のような脚を持つ人魚。
とにかく臆病で泣き虫。ナマコやヒトデにもビビる。
なので人の話を聞かずにすぐに逃げ出す。

かつては人魚の仲間が大勢いたが、人類滅亡の日に人間だと勘違いした魔族に襲われ数が減り、
その後、人魚を食べると不老不死になれるという噂を聞いた他の生物たちにも襲われた結果、
生き残っている人魚族はアイリーンただ一人となってしまった。

そんなこんなで現在は誰の事も信用しないようになり、目に映るもの、肌に触れるものすべてを敵だと認識して怯える。

ホワイトのことも「自分を食べようとしている怖いサメ」という認識。
なんでもするから逃がしてほしいと懇願して向こうを赤面させる日々。

生きるのがつらい毎日だが死ぬのも怖いので八方塞がりである。